5月30日、安倍晋三元総理と宮古市に参りました。
5月30日、安倍晋三元総理と宮古市に参りました。
宮古市に入るに先立って、安倍元総理とともに岩手県神社庁を訪れました。この度の津波被害によって沿岸部の多くの神社が被害を受けました。安倍元総理は神道政治連盟国会議員懇談会の会長として装束一式を被災した各神社に義援品として贈呈しました。
日本においては伝統的に地域社会の拠り所の象徴は鎮守の森、神社です。被災した各々の地域での神社の復興を願うところです。
宮古市では「3.11絵本プロジェクトいわて」の皆さんと赤前小学校・赤前保育園・鍬ケ崎小学校に図書を届けると共に、隣接する仮設住宅・避難所の皆さんから様々なご意見・ご要望を伺いました。様々なご意見の中で、特に生活再建支援金の支給が遅れていることに対する不満のご意見が寄せられました。早速、内閣府に確認したところ、先週金曜日現在で24,440人から申請があるところ、支払いが完了したのは僅か2,900人とのことで、明らかに作業が遅れていることが判明しました。国の事務処理が滞っている主な原因は、この事務に配置されている担当者がたった12人しかいないためであり、被災者の切実な願いである生活支援金の審査・支払い業務に十分な要員をあてていないこの一例からも現政権の感度の鈍さを感ぜざるを得ません。
本日は、また、安倍元総理の仲介でミュージシャンの門谷純さんが自らのCDの売上げを義援金として山本宮古市長に寄贈して下さいました。私も地元の者として門谷さんはじめ関係者各位に心より御礼申し上げます。
2011.5.30















