8月30,31日、9月3日 平成24年度漁港検診

 私が会長をつとめる(社)岩手県漁港漁村協会の今年度の漁港検診を8月30、31、及び9月3日の延べ3日間、洋野町種市漁港から陸前高田市広田漁港まで各市町村で実施いたしました。

 漁港検診は岩手県漁港協会が昭和24年に設立された直後から毎年欠かさず約60年にわたって行われている事業であり、その目的は漁港を利用している漁業者からより使い勝手のよい漁港を整備するために提言を伺い、それを漁港整備計画に反映させることであります。

 こうした地道な活動の積み重ねのうえに岩手県は全国的にも漁港整備の先進県として評価されてきましたが、大変残念なことに、昨年の東日本大震災によって大きな被害を受けてしまいました。

 岩手県下には111の漁港がありますが、そのうち108漁港が被災いたしました。当初、国の復興会議では漁港を集約化して復旧を図ることが提言されました。しかし、岩手の漁業の中心は小型漁船による地先のウニ・アワビとワカメ・コンブやカキ・ホタテの養殖、また定置網漁業であり、いずれも漁場は漁港に近い所であり、各浦々に漁港がなければ生産活動は出来ません。

 本協会の働きかけもあり、岩手県では被災した108漁港の全てを復旧することになりました。

 今後、平成27年度末までに漁港の復旧を目指すことになりますが、予算は確保されているものの、技師などのマンパワー、生コンクリートをはじめとする建設資材の不足が懸念され、計画年度までの復旧には様々な課題があります。

 (社)岩手県漁港漁村協会の会長として、漁業生産基盤の復旧・復興のため、今後一層努力して参ります。

2012.9.3

 

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