漆=japan研究会

 4月11日、私が会長を務める「漆=japan研究会」の第5回総会が開催されました。
 漆の利用は縄文時代から始まり、土器や装身具に使用され、その日本での歴史は、食器をはじめとする工芸品、建築物、甲冑や碁盤、将棋盤など私たちの生活の中で広く使用されて来ました。
 しかし、現在、需要に対する生漆の日本国内での生産量は2%程度しかなく、ほとんどが中国からの輸入に依存しています。また、国内の生産量の約70%は、私の故郷岩手県の県北部の浄法寺産ですが、漆職人の減少、ウルシ科樹木の不足など厳しい状況にあります。
 良質で美しい色合いの日本産漆は文化財の修復にも必要不可欠であり、後継者育成と日本産漆の確保に向けた取組みを更に進めて参ります。

2018.4.11

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