漆=japan研究会第6回総会

 3月26日、私が会長を務める「漆=japan研究会」の第6回総会が開催されました。

 総会には、林野庁、文化庁、経済産業省の関係省庁に出席を頂き、「漆文化の展望と課題」についての取り組みが説明され、(国)森林研究・整備機構 森林総合研究所東北支所 産学官民連携推進調整監 田端雅進講師に「日本の漆文化を継承する国産漆の増産、改質・利用技術の開発について」ご講演を頂いたのに続き、日本漆器協同組合連合会 春原政則事務局長よりヒアリングが行われました。

 縄文時代から始まった漆の利用は、私たちの生活の中で広く使用されて来ました。

 しかし、現在、需要に対する生漆の日本国内生産量は2%程度で、ほとんどが中国からの輸入に依存しています。また、国内の生産量の約70%は、私の故郷岩手県の県北部の浄法寺産ですが、漆職人の減少、ウルシ科樹木の不足など厳しい状況にあります。

 良質で美しい色合いの日本産漆は私たちの日常生活の中では勿論のこと、文化財の修復にも必要不可欠であり、後継者育成と日本産漆の確保に向けた取組みを更に進めて参ります。

2019.3.26

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